- 2007-09-04 (火)
- Impression
- + 製品情報
- ブランド : コットンソフト
- 発売日 : 2007/2/2
- シナリオ : 木緒なち・やなちぃ他
- 原画 : 司ゆうき
- + シナリオ・構成 : B+
シナリオは、ほとり>>由佳子=円=セリス>>実梨 の順に良かったかな。 ほとりに関しては、最初の印象が「サブヒロインのおまけキャラ」だったので、あのシナリオは予想もしていなかった。このシナリオだけ泣きました。主人公がほとりのことを忘れていってしまう過程で涙が…。ラスト主人公が年を重ねる毎に、「もしやこのまま…」と思ったけど、ちゃんとHAPPYENDで終わらせてくれてホッとしました。シナリオ担当は木緒さん、やはり良い文章書きます。
ほとりとは対照的にイマイチだったのが実梨シナリオ。キャラが好きだっただけにこれは残念でした。もっと別な形で結ばれて欲しかったなぁ。その他のシナリオに関しては可もなく不可もなくといったところだけど、キャラ毎に個性があって結構楽しめたかな(特にセリス)。ただ、終わってみるとほとりシナリオが別格だったんで、他ヒロインのシナリオがどうしても霞んでしまうなぁ。
- + テキスト : A
それぞれキャラが立ってるので会話が中々面白いです。特にシゲオの言動は笑えるww
- + グラフィック : A+
グラフィックに関してはキレイでレベル高いです。背景や小物も丁寧に描かれていたと思います。全般的に明るめですね~。
- + 音楽 : A+
音楽はゲームに合っていてかなり良い感じ。夏ゲーだけあって夏の雰囲気を味わえる楽曲です。歌曲はまぁまぁかなぁ、でも外注先を見るとこのゲームにかけるスタッフの意気込みが伝わってきますね。
- + システム・演出 : B+
システムはいたって普通で標準機能搭載。だがしかし微妙にバグがあり、全画面表示だと描写移行時に画面が切れることがあったのが残念。システムロゴとかは素敵な感じで、「サナララ」同様、木緒さんのマルチっぷりを改めて認識。
- + 総評 : 81点
コットンソフトの1作目、王道学園ストーリー。日常会話がなかなか面白く、テンポ良く読み進めることができました。主人公の友人シゲオの存在がゲームを飽きさせないw
その日のイベントを部活と称してプレイヤーが選ぶ形式はアイデアとしては斬新だけど2周目、3周目となるとどうしても作業扱いとなって存在意義が薄くなってしまった感が…
シナリオはほとり、これに尽きる。これが無ければ単なるシゲオゲーだったww。まぁストレスなしにサクッとプレイできたことは評価に値すると思います。
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